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『やりたいこと』で選ぶと失敗する?長く働き続けられる会社選びの意外な視点

「次の仕事こそは、自分のやりたいことを実現したい」 転職を考える際、多くの人がこの思いを胸に抱きます。自己分析を繰り返し、憧れの職種や業界を絞り込む。それは一見、キャリア形成において正攻法のように思えます。
しかし、実は「やりたいこと」を最優先に掲げた転職ほど、入社後の早期離職やミスマッチに陥りやすいという現実があります。
なぜ「やりたいこと」で選ぶと失敗してしまうのか。そして、10年、20年と納得感を持って働き続けるためには、どのような視点で会社を選ぶべきなのか。正解を紐解いていきます。
1. 「やりたいこと」が転職の罠になる3つの理由
「やりたいこと」を追求することが悪いわけではありません。問題は、その視点が自分の内面に偏りすぎて、企業という客観的な環境との相性を見失わせてしまう点にあります。
① 「やりたいこと」は環境によって変質する
仕事の内容は、会社の事業フェーズや市場環境によって刻一刻と変化します。例えば「新規事業の立ち上げをしたい」と入社しても、会社の経営方針が変われば、既存事業の立て直しに回されることもあります。特定の業務だけに執着して入社すると、その仕事がなくなった瞬間にモチベーションが枯渇し、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。
② 「憧れ」と「適性」は別物である
「やりたいこと」は往々にして、外側から見た華やかなイメージに基づいています。しかし、実際の業務は地味な作業や泥臭い調整の積み重ねです。「企画をやりたい」と思っていた人が、実は緻密なデータ集計や社内調整が苦手だった場合、どれほど志が高くてもパフォーマンスは上がりません。仕事の満足度は「何をするか」よりも「その作業を苦なく続けられるか」という適性に大きく左右されます。
③ 条件面や人間関係の優先順位が下がる
転職活動中、「やりたいことができるなら、少々の残業や給与の低さは我慢できる」と考えてしまう人は少なくありません。しかし、生活の基盤である労働条件や、毎日のストレスに直結する人間関係は、入社後に効いてきます。「やりたいこと」は満たされているのに、身体がついていかない、あるいは上司と合わずにメンタルを削られる。これこそが、やりたいこと重視の転職者が陥る典型的なパターンです。
2. 視点を変える:長く働くための「3つの軸」
「やりたいこと」の代わりに何を軸に据えるべきか。定着率の高い転職者が無意識に実践していることは、以下の3つの視点です。
視点1: 「苦にならないこと」を探す
プロフェッショナルとして長く活躍している人の共通点は、自分の「強み」を活かしていることです。ここでの強みとは、特別な才能ではなく、「他の人には苦痛だが、自分は当たり前にできてしまうこと」を指します。
人との細かな調整が苦にならない
膨大な数字を整理するのが苦にならない
変化の激しい環境で適応するのが苦にならない
このような「行為そのものへの適性」を軸に選ぶと、仕事内容が多少変化しても、安定した成果を出し続けることができます。
視点2: 「誰と、どのような文化で働くか」を重視する
退職理由の上位にランクインするのは「人間関係」です。逆に言えば、人間関係や組織文化が自分に合っていれば、困難な仕事も乗り越えられます。
ボトムアップで意見を言い合える文化か、トップダウンで統制された文化か
個人プレーを尊重するか、チームでの協調を重視するか
このような「組織のOS」が自分の価値観と合致しているかが、長続きの秘訣となります。
視点3: 「ワーク・ライフ・バランス」をリアルに想像する
仕事は人生の一部です。ライフステージ(結婚、出産、介護など)が変わっても働き続けられるか。その会社には、そのような変化を許容する制度と「風土」があるか。制度があっても形骸化していないか。生活実態に基づいた視点を持つことが、5年後、10年後の自分を守ることにつながります。
3. 自分1人での「会社選び」に潜む落とし穴
どれほど慎重にリサーチを重ねても、自分1人だけで「本当に合う環境」を見極めることは容易ではありません。そこには、個人での活動ゆえの構造的な難しさがあるからです。
主観による「選択肢の狭まり」
「自分にはこれしかない」という思い込みが、可能性を狭めてしまうことがあります。自分の強みは他者との比較で初めて浮き彫りになるものですが、1人では客観的な市場価値に気がつけず、適性のない方向へ突き進んでしまうリスクがあります。
孤独による「判断力の低下」
現職への不満や焦りがある時ほど、視野は狭くなりがちです。フラットに意見をくれる相談相手がいない状況では、知らず知らずのうちに「目先の条件」だけで決断を下し、本質的なミスマッチを見逃してしまうことが少なくありません。
4. 納得できる道を見つけるためには
後悔のない選択をするためには、外部の視点をうまく取り入れながら、自分の本音を整理する時間が必要です。その1つの手段として、私たち株式会社PARQUEでは、単なる求人紹介に留まらないサポートを行っています。
「転職を迷っている」段階での相談を歓迎 無理に転職を勧めることはありません。まずは今の違和感を棚卸しし、「そもそも転職が必要か」という中立的な視点から一緒に検討します。今後の方向性が定まっていない状態こそ、対話を始めるベストなタイミングです。
何度も対話を重ね、理想を「言語化」する 何度も対話を重ねる手厚いサポートを重視しています。キャリアコーチングの視点を取り入れ、あなた自身も気づいていない価値観や強みを丁寧に言語化し、目指すべきキャリアの軸を明確にします。
「なんとなく」で会社を選ぶのではなく、対話を通じて導き出した「自分の軸」を持つ。それが、結果として長く働き続けられる会社との出会いに繋がります。
5. 結論
「やりたいこと」という情熱は大切ですが、「相性」も大切です。
「何が苦にならないか」という適性
「誰とどのように働くか」という文化の合致
「変化に対応できるか」という生活実態
この3つの視点を持つことで、入社後のミスマッチは劇的に減らせます。転職はゴールではなく、新しい日常の始まりです。世間の正解ではなく、自分だけの正解を大切にしてください。
もし迷ったときは、株式会社PARQUEのような存在を、思考を整理するための「対話の場」として思い出していただければ幸いです。
お気軽にご相談ください。
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